令和7年度スローガン
『〜のために。』
一人一人が柱となり、
できることを。
ご挨拶
2020年からコロナウイルス感染症は世界に大きな影響をもたらしましたが、現在、ワクチンの普及と治療法の進展によりコロナ禍以前の活気を取り戻しつつあります。しかし、国際情勢は依然として不安定な状況が続いています。例えばウクライナ情勢やアジア地域の安全保障問題などの影響による物価高騰・人材不足は、私たち沼津YEGのメンバーにも大きな打撃を与え、私たちは苦難を強いられております。加えて、近年ますます深刻化しているのが、異常気象に起因する自然災害の問題です。近時記憶に新しいところでもありますが、ゲリラ豪雨の影響による、道路の決壊あるいは土砂崩れによる生活道路の寸断が危惧されます。特にここ沼津は、かつて湿地帯であったというその名の由来を伺わせるように、未だに至る所で水害や浸水が起きてしまいます。
また、駅を中心に南北に抜ける経路の多くはアンダーパスの構造であるため、大雨が降った時には冠水により分断が生じ市民に大きな混乱をもたらします。
この不安定な情勢であるからこそ、静岡県東部最大の青年経済人の集まりである沼津YEGが、この地域の発展のために先頭に立ち情報収集を行い、そしてその情報を行政としっかりと連携し率先して市民の皆様のために行動を起こします。
この『情報収集→行政との連携→先頭になって行動』というプロセスを沼津 YEG が実践することにより沼津市のみならず伊豆半島の活性化に必ずや繋がると確信しております。
そこで、私は今年度の最大テーマを『沼津 YEG を1人でも多くの方に』という想いを掲げさせていただきます。
なぜ沼津YEGを1人でも多くの方に知っていただきたいのか、 答えは明白です。知っていただかなければ、私たちの行動と基礎となるような地域の課題についての情報に接することも、また、皆様からそのような情報をお寄せいただくことも叶わないからです。一例を挙げると、令和6年元日に発生した能登半島地震。その復興のお力となるべく、募金活動を行いたいと願う高校生たちがいました。しかし彼らは、どうすれば自分たちでも募金活動を行うことが出来るのか見当もつかず、困惑していたのです。そのとき彼らは、これまでに繋がりのあった沼津YEGに高校の先生を通じて相談しました。私たちはこれに応え、高校生たちと共に街頭に立ち、被災された方々の為に募金活動を行いました。その結果、高校生たちは彼らの思いを被災地の皆様に送り届けることができたのです。
このように、沼津YEGがどのような団体でどんな活動をしているのか知ってもらうことで、私たちを頼りにしていただき、私たちにご相談していただけます。それにより私たちは皆様から地域の課題について様々な情報をいただくことができ、これを基礎に青年部らしく誰かのために、行動に移すことができるのです。
もう一つのテーマとして、行政との関係性の構築を行ってまいります。これまで行ってきた夏まつりや
「風会議」にとどまらず、常に行政と連絡を取り合い、ときには相談しながら共に歩むことで、お互いの考えや今後の向かう方向性を確認し、地域社会の健全な発展を図り、豊かで住みよい郷土づくりのために共に歩みを進めていきます。
そして最後に、沼津商工会議所は令和6年度に、創立100周年を迎えました。100年もの間に培われ
た良き文化を継承しつつ、新たな100年のスタートの年になれるよう、青年部らしく挑戦していきたいと思いますので、1年間、どうかよろしくお願いいたします。
令和7年度 沼津YEG会長
杉山勇太
会長紹介
令和7年度 沼津YEG会長
杉山 勇太
杉山総業株式会社
代表取締役

各委員会の事業内容
総務研修委員会
- 役員会、合同委員会運営補助及び議事録作成
- 会員総会(通常・臨時)の企画運営
- 賀詞交歓会の企画運営
- 会員手帳、名刺作成
- ホームページ運営及びSNS との連動発信
- 規約・規定等の見直しに関する業務
- 自企業の発展及び、まちの未来についての研修事業
- 行政との連携及びその他会長に依頼された業務
ビジネス交流委員会
- 会員の事業内容を理解したマッチング事業の企画運営
- 卒業例会の企画運営
- 他団体とイベントの企画運営
- 災害時の他団体との連携・対応
- 行政との連携及びその他会長に依頼された業務
広報・拡大委員会
- 例会及び事業の撮影及び管理
- HP 運営及び SNS を活用した周知活動
- NeT 原稿作成
- 家族例会の企画運営
- 新入会員へのフォローアップ
- まちのイベント等の情報収集及び告知
- 行政との連携及びその他会長に依頼された業務
渉外委員会
- 3大大会に関する業務
- OB との交流事業の企画運営
- 全国ゴルフ・サッカー・野球大会に関する業務
- 東部青年維新塾に関する業務
- 高校生との連携及びイベントの企画運営
- 行政との連携及びその他会長に依頼された業務
地域連携委員会
- 夏まつりの企画運営
- 交流人口を増やす事業の企画運営
- 幼稚園・小学校へのアプローチ活動
- YEG を知ってもらう為のロビー活動
- 行政との連携及びその他会長に依頼された業務
政策提言特別委員会
- 行政及び他団体への情報収集
- まちの未来についての勉強会
- 沼津市への提言活動
- 中期ビジョンの周知及び進捗確認
- 行政との連携及びその他会長に依頼された業務
活動内容
Activity description
運営方針
基本方針
『~のために。』を念頭に沼津YEGの周知と交流人口拡大に繋がる行動を
対外事業
日本 YEG(全国ゴルフ大会も含む)及び関東ブロック YEG 及び静岡県連に率先して参加する
中期ビジョン達成
中期ビジョン2年目なので、進捗状況を周知し達成に向け遂行していく
総務拡大活動
式典・例会の設営。活動内容など SNS 等を活用し沼津 YEG 内外への周知活動を行う
地域活性活動
夏まつりの企画運営。幼稚園・学校に出向き YEG を知ってもらうイベントを開催
渉外活動
3大大会への参加協力の主導。他団体、行政との情報交換を行う
交流活動
家族例会や OB との交流事業の実施。他団体との交流を率先して行う
研修活動
自企業の発展及び、まちの未来に繋がる研修事業の企画・立案を行う
政策提言活動
行政・他団体と密に情報交換を行い、まちの未来に繋がる提言活動を行う
会員拡大活動
ポロシャツや、ジャンパーを着用する機会を増やし会員全員で周知活動を行う
新入会員に対して、しっかりとフォローアップ体制を構築する
ビジネス活性化活動
会員同士のビジネスを理解し、マッチング出来る事業の企画・立案を行う
中期ビジョン
スローガン
価値をはぐくみ、
魅力ある団体へ
前文
日本の状況
日本全体がコロナ禍を抜け出し、新たな成長の道を模索している中で、経済と社会の潜在力が再び輝き始めています。多様な社会問題に直面しながらも、テクノロジーの進化や持続可能な取り組みにより、未来への希望が広がっています。
沼津の状況
沼津市においては、市制100周年の節目を迎え、2030年に向けた第5次総合計画が既に動きだし、まちに再び推進力が戻りつつあります。歴史と未来が交差し、新たな都市像が浮かび上がるこの変革期に、私たち市民の協力がますます重要であると考えます。
沼津YEGの5年間
沼津YEGは、これまでの5年間で、2019年には全国大会ふじのくに静岡ぬまづ大会を開催、2020年には静岡県連会長を輩出し県連大会を開催、2021年には、日本 YEG会長を輩出するなど、単会が一丸となり、大きな挑戦をやり遂げてきました。今日までの経験と情熱こそが、私たちの新たなビジョンの礎となるのです。
ビジョンを道標とする
これからの5年を、沼津YEGこれまで培ってきた価値を基礎とし、さらなる魅力を醸成する重要なステージと位置付けます。 私たちは、このビジョンを道標とし、ともに高めあい、地域の発展に寄与して参ります。
新たな魅力
1
自己を磨き かけがえのない仲間と共に成長する団体へ
2
対外的な活動を通じて広い視野を持ち 新たな魅力を創出する団体へ
3
青年経済人としての視点から未来のまちづくりを牽引する団体へ
4
行政との信頼関係を築き協働する団体へ
行動指針
Value 1
自己を磨き、かけがえのない仲間と共に成長する
私たちは、自企業発展の志を持ち、会員同士が切磋琢磨しあうことで、相互成長の環境を構築します。
沼津YEGは、スキルアップ研修や事業活動を通して、会員自らが成長する機会を提供します。また、会員同士の交流事業を行い、仲間づくりとビジネス交流を活発にすることで、会員企業の発展に繋げます。私たちは、メンバー同士がお互いの成功を支援し合う文化を育み、相互成長の環境を醸成することで、持続発展可能な地域共同体としての価値を高めていきます。
Value 2
対外的な活動を通じて広い視野を持ち 新たな魅力を創出する
私たちは、諸団体との交流を通じて、多様な視点を育み、地域の課題解決に繋げます。
沼津YEGは、日本YEG、関東ブロック、静岡県連などの連合会、近隣諸団体、及び沼津YEGの母体である沼津商工会議所と連携し、各団体の優れた事業や情報を取り入れます。そして、獲得した多様な視点を沼津YEGの新たな魅力とし、地域の課題解決に貢献します。
Value 3
青年経済人としての視点から未来のまちづくりを牽引する
私たちは、まちづくりに「⻘年経済⼈の視点」を生かし、沼津の未来を築くためのリーダーシップを発揮します。
沼津YEGは、異なる業界や分野における高度な知識やスキルを持つ若手経営者の集団として、専門性を最大限に発揮するとともに、従来の発想にとらわれない視点からまちづくり事業や地域貢献事業を推進することで、沼津のまちに新たな魅力を提供します。
Value 4
行政との信頼関係を築き協働する
私たちは、商工会議所活動の基本に立ち返り、常に地域の発展を意識し、地域や行政から求められる役割を果たしながら、地域と共に活動する協働団体を目指します。
沼津YEGは、地域の課題や活性化に関する情報を定期的に行政と共有することでパートナーシップを強化し、ニーズに合わせたプロジェクトや提言を行います。沼津の特徴を活かした戦略的な計画と革新的なアイデアで、新たな可能性を行政とともに生み出し、地域活性化に貢献します。
沼津YEG活動
4つの柱

ビジネス交流・
仲間づくり
満50歳までの青年経済人の集まりです。価値観の共有が出来る事も多く、地域に於ける異業種での仲間づくりが出来る団体であり、例会・委員会・同好会などの活動を通じて、沼津YEG約200名の会員が交流しています。その中で、様々なビジネスチャンスにも広がっています。
また、沼津YEGのメンバーは、毎年ごとに編成される委員会に所属して活動しています。会の運営にかかわる総務委員会、メンバーのスキルアップのための講演会やセミナー等の企画を担当する委員会、沼津市への提言活動や地元を活性化する祭りへの参加を企画する委員会など、多岐にわたる活動をしています。 1年間を通じて苦楽を共にして活動した委員会メンバーには固い結束が生まれ、一生の友人を得ることもあります。

自己研鑽・
スキルアップ
YEG活動の根幹は自企業の発展です。沼津YEGでは、様々な活動を通じて、普段の仕事では経験出来ない事に挑戦する機会があります。毎月の例会をはじめ、様々な事業にご参加いただく事で、個々の企画力、行動力等のスキルアップにつながり、経営者としての人格・教養および資質向上を図ることができます。
また、会員のビジネススキル向上を目的とした講演会や研修会、経営力強化や助成金の活用など、商工会議所の会員であるメリットを最大限に生かすための各種情報発信を行うなど、会員企業の発展に寄与する活動を行っております。

地域貢献
沼津商工会議所(親会)の活動の一翼を担い、地域経済の発展の支えとなる活動を行なっています。地域社会の一員としてできることを考え、地域への貢献活動を通じ、新たな視野をもって自分のビジネスへ展開するきっかけづくりも出来ます。

政策提言活動
地域の様々な課題に対し、その解決の一助となるような提言を沼津市に対して行うことで、地域経済の活性化に貢献していきます。
例会・合同委員会
開催のご案内
ご入会希望者はオブザーブ参加可能です。
ぜひお気軽にお問い合わせください。